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Mamiko Someda

新しい年が来ましたね。


皆さんは、どんな年越しをされたでしょうか。

(初詣は近くの八幡神社へ)

新しいというよりかは、絵本の次のページをめくるような感覚でしょうか。



昨年のチェンバロの弾き納めは、


自宅サロンを訪れてくれた友人音楽家家族の、5歳と2歳の子供たちのチェンバロ聴きたい!


という声を受けて演奏したJ.S.バッハのフランス組曲5番のアルマンドでした。



子供たちが近くの公園で走り回る様子を見守っていたため、


キンキンに冷えたかじかんだ手で演奏しました。



キンキンの手というのは、演奏家にとって、ベストコンディションではありませんが、


子供たちの真っ直ぐな瞳と好奇心に触れ、大変印象に残るひと時でした。



12月31日、大晦日は毎年おせちづくりの日。


起きてきたら、祖母と母が料理を始めていた姿を、物心ついたころから見て育ちました。


朝から晩まで、おせち料理つくり。


今では、かなり手際よく、チームワークも良く準備できるようになり、


大晦日の夜はゆっくり過ごせるようになりました。



色々な願いが込められるおせち料理。


それぞれの家、地方でも千差万別だと思います。


料理をするのが好きなので、こういった食文化を大切にしたいと強く思います。




さて、今年は2021年!


この数字の並びは、ヴァンヴァンテアン! 


20世紀・21世紀の音楽も好きなわたしにとっては、ちょっと嬉しい気持ちです。




たくさんの再会と出会いを楽しみに、今年も少しずつ頑張ります!



皆さまに、穏やかにそして心からワクワクする日々が訪れますように!




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Mamiko Someda

子供たちの自ら理解しようとする能力に感動しました!



先日、友人音楽家家族が5歳と2歳のお子さんを連れて、自宅サロンを訪れてくれました。

音楽の部屋に入ると、いろんな楽器に興味を持ってくれました。



チェンバロの蓋を開けて、響板の絵を見せたり、鍵盤を見せてあげると、


聴きたい!


と、言ってくれ、J.S.バッハのフランス組曲の第5番のアルマンドを弾きました。



とっても静かに聴いてくれて、隣に座っているお父さん(友人)にピアノと全然違うね!と話していたそうです。



友人にチェンバロの構造の説明をしていると、子供たちも興味津々で、


それなら、学生時代に作ったチェンバロのアクション模型がわかりやすい!ということで、引っ張り出してきました。



模型の鍵盤を押しながら、そして、弦を触ったり、ジャックを触ったり、


これが、ここにあたるから、これがあるから、ここを押すとこれも一緒になるということなんだ~


カプラーの構造の理解まで自らの力で導いていく!!!



私が事細かに教えるより、

自分が鍵盤を押したり弦を触って、直接触ることによって、構造を見ながら、

どんどん自分の力で理解しようとしていく姿に、感動すら覚えました。


そんな5歳のお兄ちゃんの横で2歳の妹さんは、マネをしながら楽しんでくれていました。



!!!!調律しましたが、どうしても狂いやすく、ご理解ください!!!!

下鍵盤は、模型の構造上、ストップで4フィートを入れるところ、もともと8フィートと4フィートが鳴る状態になっています。


上鍵盤を押すと、連動します。



普段は触っちゃいけない、弦もこの模型でどんどん触ってもらいました!


(楽器に張っている弦は、手の油がついたりするとさびやすくなったり、狂うので、触わるのは厳禁です!)





その後は、音楽教室の、鈴、果物マラカス、ウッドブロックをたたきながら、

ぼくと一緒に演奏して!


ということで、即興演奏会が始まり、楽器を鳴らしながら、ダンスを踊るというかなり楽しい舞台を、アンコール付きで演じてくれました!



模型をこれまで、大人の方に説明するときに出してきていたのですが、こんなに小さな子供たちに出して、実際に触ってもらったのは初めてでした。



今回、子供たちの姿を目の当たりにして、無限の能力を持っていること、

最近は音楽教室で最近リトミックを教えることになって、未就学の子供たちこそ、音楽体験が貴重なものになるのではないかと強く思うようになりました。


じっと座っていることが難しいかもしれない、けれど、子供がのびのびと音楽に触れることのできる、チェンバロに触れることができる、企画も計画していけたらと思っています!



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素晴らしい演奏会でした!

山梨は甲府のYCC県民文化ホールにて12月23日に開催された、

山梨大学大学院教授、作曲家の藤原嘉文先生の個展で演奏させていただきました。


(YCC県民ホール)



楽器のハプニングがゲネプロの時点でいろいろ多発したのですが、

現場の調律師さんが冷静に判断対応してくださり、本番では、リハーサル時よりも大変演奏しやすい状態にまでしてくださっていました。


全国の調律師さんに感謝です!


《Sound Mosaic III》は、即興部分が一楽章、二楽章ともあるのですが、演奏する楽器、場所によって、全然違うものが湧いてきます。 これからも演奏し続けたい作品の一つです。

(二台のピアノのゲネプロ)



塩尻乗り換えで行ったので、電車の窓から見える日本アルプスの雄大な山々に感動して震えていました。 塩尻駅で30分ほど乗り換えの時間があり、ホームから見える松本ナンバー、諏訪ナンバーの車を見ていると、長野にいるんだなぁとしみじみ。

(名古屋からは、しなの号で塩尻まで)


大きな石がゴロゴロしている川、雪をまとった山々、あまりにも美しい景色が広がるので、

車窓に釘付けになり、ずっと同じ方向に首を向けていたので、今もそっちにはもう向きたくないくらいです。


山梨で出会った方々、あったかい人たちでした。



それはそうだとわかっていたけれど、本当に日本全国のどこに行ってもみな皆さん、マスクを付けて生活しているんですね!

みんなマスクしながら、それぞれの人生を今を生きているんだなぁと実感した二日間でした。


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