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Mamiko Someda

チェンバロってなあにー?

子供たちの自ら理解しようとする能力に感動しました!



先日、友人音楽家家族が5歳と2歳のお子さんを連れて、自宅サロンを訪れてくれました。

音楽の部屋に入ると、いろんな楽器に興味を持ってくれました。



チェンバロの蓋を開けて、響板の絵を見せたり、鍵盤を見せてあげると、


聴きたい!


と、言ってくれ、J.S.バッハのフランス組曲の第5番のアルマンドを弾きました。



とっても静かに聴いてくれて、隣に座っているお父さん(友人)にピアノと全然違うね!と話していたそうです。



友人にチェンバロの構造の説明をしていると、子供たちも興味津々で、


それなら、学生時代に作ったチェンバロのアクション模型がわかりやすい!ということで、引っ張り出してきました。



模型の鍵盤を押しながら、そして、弦を触ったり、ジャックを触ったり、


これが、ここにあたるから、これがあるから、ここを押すとこれも一緒になるということなんだ~


カプラーの構造の理解まで自らの力で導いていく!!!



私が事細かに教えるより、

自分が鍵盤を押したり弦を触って、直接触ることによって、構造を見ながら、

どんどん自分の力で理解しようとしていく姿に、感動すら覚えました。


そんな5歳のお兄ちゃんの横で2歳の妹さんは、マネをしながら楽しんでくれていました。



!!!!調律しましたが、どうしても狂いやすく、ご理解ください!!!!

下鍵盤は、模型の構造上、ストップで4フィートを入れるところ、もともと8フィートと4フィートが鳴る状態になっています。


上鍵盤を押すと、連動します。



普段は触っちゃいけない、弦もこの模型でどんどん触ってもらいました!


(楽器に張っている弦は、手の油がついたりするとさびやすくなったり、狂うので、触わるのは厳禁です!)





その後は、音楽教室の、鈴、果物マラカス、ウッドブロックをたたきながら、

ぼくと一緒に演奏して!


ということで、即興演奏会が始まり、楽器を鳴らしながら、ダンスを踊るというかなり楽しい舞台を、アンコール付きで演じてくれました!



模型をこれまで、大人の方に説明するときに出してきていたのですが、こんなに小さな子供たちに出して、実際に触ってもらったのは初めてでした。



今回、子供たちの姿を目の当たりにして、無限の能力を持っていること、

最近は音楽教室で最近リトミックを教えることになって、未就学の子供たちこそ、音楽体験が貴重なものになるのではないかと強く思うようになりました。


じっと座っていることが難しいかもしれない、けれど、子供がのびのびと音楽に触れることのできる、チェンバロに触れることができる、企画も計画していけたらと思っています!



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