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Mamiko Someda

作曲家さんへのチェンバロレクチャー

更新日:2020年1月16日


先日、都内のスタジオにて、チェンバロのことをもっと知りたいと言ってくださる作曲家さんに、

チェンバロのレクチャーをしてきました。



これまでも、いろんな作曲家さんに、スカイプでチェンバロを説明したり、資料を作って、お渡ししたりと、その時その時の状況に合わせて可能な手段で、チェンバロを知っていただきたいとやってきました。



今回は、これまでの経験を踏まえて、

百聞は一見に如かず!ということで、楽器を体験をしてもらおう!!!!と思い、

楽器を前にしてのレクチャーとなりました。



楽器の種類、構造、オールドフィンガリングやタッチなどの演奏法、

チェンバロ特有の表情の付け方など、実際にチェンバロを演奏しながら、レクチャーさせていただきました。




チェンバロを楽しんでもらうのをモットーに、


鍵盤楽器をお弾きになられるということで、バロックの作品でチェンバロ演奏体験レッスン体験をご提案させていただきました。


私の場合ですが、バロック作品を演奏する際に培ったテクニックは、現代の作品を演奏するときにも大変役立ち生かされています。そういったこともあり、あえて、バロック作品のご提案をさせていただきました。



オールドフィンガリングや演奏上のマナーなど、レクチャーしたことを振り返りながら、アドヴァイスをさせていただくと、

演奏がみるみる変化していき、またご自身もとても興味を持ってチェンバロと触れ合ってくださいました。

何より、チェンバロを続けてみようかな、と話されていたことが、とても嬉しく思いました。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~


あっという間の2時間。


まだまだ話せたことや、もっとうまく伝えることができたのでは、といろいろ感じています。



現代は、作曲家と演奏家が分業のようになっている状況の場合が多く

演奏家が楽器についてどんな言葉を使って話すと、

より理解していただけるか、より想像していただけるか、

最近は特にそういうことを考えるようになりました。



アウトプットはインプットと、またしても痛感。 学ぶことがたくさんあり、とても濃い時間でした。



もっと簡潔に話せるように、バロック時代の資料や古楽復興の資料など

春・夏頃に向けて、今よりもうまく楽器やテクニックのことを伝えられるように

資料を集めていこうと思います!



とっても良い時間でした!!

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