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Mamiko Someda

Sound Mosaic III 藤原嘉文さん


今日は、作曲家、藤原嘉文さんが、自宅サロンにお越しくださいました。


12月23日(水)に、山梨のYCC県民ホールで藤原嘉文さんの個展が開催されます。



チェンバロのソロ作品、Sound Mosaic III を演奏させていただきます。


こちらの作品、当初今月23日のリサイタルでも演奏させていただく予定でした。


(サロンで使用するチェンバロでは演奏不可の箇所があり、変更となりました)



これまで、フランスのエクス=アン=プロヴァンスにて《クラヴサンの日》や、


オランダ・アムステルダムで初演させていただきました。




ヨーロッパのお客さんが本当にストレートに気持ちを表現されるので、


ダイレクトに楽しんでくださっているのが伝わってきたことを思い出します。




こちらの作品は、2010年に作曲され、鷲崎美和さんによって初演されています。


山梨での古楽コンクールの課題曲にもなった作品です。






第一楽章はゆったりと響きに包まれる世界。


演奏していて瞼に浮かぶのは、フランスでの練習部屋から見た風景。



早朝に練習して一休みと、窓の外をのぞくと、


水面に太陽の日が当たり、きらきらと揺らいでいる様子


黄金の木の葉に太陽が当たり、風でカラカラ動いている様子 が見えました。



楽章を通して、様々な色や光りが輝き揺らぐ、そんな世界に感じています。






第二楽章は打って変わって、ノリノリ、イケイケごーごーな、かなりリズミックな世界。



ついつい頭を立てに振って、リズムをとりたくなるような、リズムが出てきます。


16分音符が刻むビートに、様々なリズムが乗っかり、変化していきます。


即興部分もあり、演奏するたび変わるので、楽しくてたまりません。





初めてお会いしたのですが、とっても気さくにお話しくださり、楽しい時間でした!


ありがとうございました!





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