今年の長い梅雨、天気予報も大幅に外れる日もり、洗濯すればよかった~なんて日もありました。
洗濯物もなかなか乾かないですね。。
さて、1750年の今日、7月28日は、あの大バッハが亡くなられた日です。
現在は、ドイツのライプツィヒにある、聖トーマス教会にいらっしゃいます。
わたしも何度か手を合わせに行かせていただきました。
オルガンの音色が耳に残っています。
(聖トーマス教会)
ライプツィヒの街の様子は、またおいおい登場させたいと思うので、ひとまず横においときます。
この新型ウイルスの感染が拡大し始めた2月末、一つの作品に出会いました。
Ist es möglich ohne B-A-C-H ?
日本語では
B-A-C-H (バッハ)なしなんてあり得る?
のように訳すことができるでしょうか。
ハンガリーの作曲家、Láng István(1933-) さんが2000年に作曲され、2004年に出版されています。
今年で、87歳になられるんですね!
この作品は、
リュートストップを使うところへの指示があるものの、
その他のレジスターの選択は、演奏者にゆだねるとの文言が作品の最後に書かれています。
演奏ピッチについては、何も触れられていないので、
モダンピッチ440~442hz、バロック時代のピッチ415hzでもどちらでもよいかもしれません。
作曲家さんによっては、ピッチ指定をされている方もいらっしゃいます。
調律法の指定も見当たらないので、古典調律は膨大にあるので、
もし古典調律を用いて演奏してほしい場合は、
コンテンポラリー作品において作曲家の方が、支持されていることが多いです。
そういった点から、この作品は平均律での演奏が濃厚となるでしょう。
題名に戻ると、、
B-A-C-H これは、もう、ドイツ語音名!!
B: シ♭ A: ラ C: ド H: シ
この B-A-C-H が、音の順番や高さを変えながら、作品を通して現れます。
副題に、ファンタジーとついているように、大変自由なスタイルです。
さて~どれどれ~、と弾き始めると、、
鍵盤が足りない!!
この作品、高い ソ の音が登場するのです!
!? さては、スカルラッティイタリアンでの演奏を求められているのか !?
スカルラッティイタリアンは、音域が広くて高いソも難なく演奏できるのです。
早く 高いソがあるチェンバロに出会って、この作品を演奏したいと思います。
我が家のチェンバロは、ファ までなのですー!
できれば、この作品を命日を迎えるバッハさんに捧げたかったなぁ。
大好きな作曲家のおひとり、ヨハン・セバスティアン・バッハさんの命日に寄せて。
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