来年4月に私のフランスでの師匠、アリンヌ・ジルべライシュ先生をお迎えし、ヨーロッパ日本で大活躍されているガンバ奏者の上村かおりさんと、大阪にて開催することになりました!
アリンヌ・ジルべライシュ & 上村かおり ジョイントコンサート
音楽のユーモアとメランコリー
~フランスの薫り~
L’humour et la mélancholie de la musique
クラヴサン:アリンヌ・ジルべライシュ Aline Zylberajch
ヴィオール:上村かおり Kaori Uemura
マラン・マレ
田舎の祭り 宝石のロンド バッタ クラヴサンのタッチ バドミントン 鍛冶職人 夢見る人
フランソワ・クープラン
葬送曲 嘆きのミューズ 悲しいうぐいす 悔恨 お気に入り 足絡み バッカス祭 フランスのフォリア、あるいはドミノ
《 コンサートに寄せて 上村かおりさんからのお言葉 》
~音楽のユーモアとメランコリー ~
メランコリーが芸術に不可欠だと考えられていたバロック時代に愛された楽器、ヴィオールとクラヴサン。
フランスのバッハと称され、優れた鍵盤奏者であったフランソワ・クープランは、クラヴサンにはもちろんですが、ヴィオールのためには特別に優しく悲しい曲を残しました。
そして、クープランと同時代のヴィオール奏者マラン・マレは、情感あふれる曲と同時に、ユーモアあふれる曲も残し、人生楽しまなくちゃ!というような目くばせを感じさせてくれます。
人を包み込むあたたかさと粋が同居した、フランス人のエスプリを感じて頂けたら幸いです。
上村かおり
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アリンヌ・ジルべライシュ
Aline Zylberajch
フランスを代表するチェンバロ・フォルテピアノ奏者。フランス国立パリ高等音楽院にて、チェンバロ、音楽史、及び楽曲分析のディプロマを取得。その後、ボストンのニュー・イングランド・コンセルヴァトリーにて研鑽を積む。フランスを代表する古楽アンサンブル「シャペル・ロワイヤル」「ルーブ音楽隊」「ル・パルルマン・ド・ムジーク」のチェンバロ奏者として多数のオペラ・オラトリオの録音に参加。現在も「ル・パルルマン・ド・ムジーク」ほか様々な室内楽アンサンブルのメンバーとして活動している。世界各地でリサイタルの他、マスタークラスを開催。フランス・クラヴサン協会創立に貢献。これまでに50を超える録音に参加し、数々の賞に輝く。長年、ストラスブール音楽院チェンバロ科教授を務め、現在パリ高等音楽院教育学修士課程教授。
上村かおり Kaori Uemura
3才でヴァイオリン、12才でヴィオールを始める。上野学園、ブリュッセル王立音楽院を首席で卒業。ヴィオールを大橋敏成、ヴィーラント•クイケンの各氏に、また演奏法をミッシェル・マッシーナ氏に師事。これまでに、ベルギー、フランスを拠点とし、リチェルカール•コンソート、レザール• フロリッサン、レ•タラン•リリック、またオランダのバッハ協会などと共演、アンサンブル奏者として、また数少ないフレンチオペラの通奏低音奏者として、仲間からの信頼も厚い。さらに、バッハのカンタータや受難曲のガンバソロに招かれるなど、ヨーロッパの第一線で活躍している。
東京で率いるロイヤルコンソートの、イギリス音楽を中心とした演奏会や、メモリアルホールで毎年行うシリーズにも定評がある。ブリュッセル在住。
2020年4月23日(木)19時開演
全自由席 4500円
大阪府西区土佐堀1-6-5二口ビル2F
(大阪メトロ四ツ橋線肥後橋駅下車3番出口 徒歩5分)
ご予約・お問い合わせ先:
clavecinviole@gmail.com
080-9305-1852 (代表)
■主催 アリンヌ・ジルべライシュ上村かおりジョイントコンサート実行委員会 クラヴィスプロジェクト
■後援 日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会
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